乾燥剤の選び方|シリカゲルや乾燥剤、脱酸素剤の通販はK.D工業へ。高品質で低価格な業務用通販を行っております。

乾燥剤の選び方

乾燥剤について

「お菓子に入っている食べられないもの」
「靴や服を買ったときに底のほうに入っている小さい袋」
気には留めませんが、みなさん一度は乾燥剤というものを見たことがあるのではないでしょうか?
水分を除去し物質を乾燥させ、品質を保持するために用いる吸湿性の強い物質が、一般的に乾燥剤といわれています。平たく言えば、空気や物体から水気(湿気)を吸収するものが乾燥剤ということになります。

ひと口に「乾燥剤」といっても、種類はさまざま。原料や性質、使う用途も異なります。
よく見かけるお菓子や海苔だけではなく、衣類・靴・機械・ドライフラワー・医薬品・化学品・精密部品・輸出梱包など、珍しいものでは野球グローブ専用乾燥剤まであります。
普段あまり意識はしないと思いますが、ありとあらゆる場所で乾燥剤は活躍しているのです。

乾燥剤の種類

シリカゲル
シリカゲル乾燥剤はみなさんが普段よく見る乾燥剤の1つです。
見た目はビーズのようなきれいな透明の粒が小袋に入っています。
その成分は高純度の二酸化ケイ素(SiO2)から成っていて、この二酸化ケイ素は食品添加物にも指定される、不活性で安定した物質です。
吸湿の特徴は粒の1つ1つに二酸化ケイ素の微粒子が詰まっており、表面に無数のシラノール基(水の分子等と結合しやすい基)がある為、水と性質の近い物質を選択的に吸着します。
簡単に言うとみなさんのご想像通り、あの透明の粒1つ1つが水分をどんどん吸い取っていくということです。
通常、透明の粒と青い粒が混じっており、水分を吸収すると青い粒がピンクの粒へ色が変化します。
これにより乾燥剤としての効果が弱まっているかどうかがわかります。シリカゲルは、飴玉やクッキーなどのお菓子を始め、靴やバッグなどありとあらゆる品物に入っている、幅広い用途の乾燥剤です。
生石灰
白い粒状で、不透明な小袋(白色の耐油紙・耐水和紙が多い)に詰められています。
成分は酸化カルシウム(CaO)で強いアルカリ性の乾燥剤です。
特徴として、石灰乾燥剤は常に自重の32.14%の大きな吸湿量を示し、低湿度での吸湿力に優れている為、海苔やおかきなどに使われていることが多いです。
他の乾燥剤と比べコストが安いこともあり、シリカゲルに並び多く使われている乾燥剤です。
ただし、生石灰は少量の水分を加えると消石灰(水酸化カルシウム)に変化しますが、この時にかなりの高熱が発生するので(200度以上になることがあります)取扱い及び処理をするときには注意が必要です。
しかし、水分を含んで消石灰に変化して粉状になってしまえば発熱しないのでご安心ください。
塩化カルシウム
湿気を吸着すると液化してしまうので、押し入れの吸湿剤のような容器入りか、紙と合わせたシート状で使われます。
特徴は、塩化カルシウムの乾燥剤はシリカゲルの約3倍もの吸水力があると言われています。
吸湿スピードが速いので、クッキーやパイなど、開封までサクサクを保ちたい個包装のお菓子などで使用される乾燥剤の種類です。

乾燥剤の保管方法について

15℃以下で、遮光保管してください。保証期間は6ヶ月です。
乾燥剤はそのまま放置すると、空気中の水蒸気を吸収して乾燥能力が低下します。
使い残しがある場合、保存用の密閉ボトルで保管してください。乾燥剤の入っていたポリ袋の口を輪ゴム等でしっかり塞いで水蒸気が入らないようにしても問題はありません。
湿度の低い涼しい場所で保管して下さい。

乾燥剤の使い方

乾燥剤の役割は、食品の水分を一定に保つことで、商品の価値を維持することにあります。
乾燥剤における吸湿とは…

  • 外部からフィルムなどを通して入ってくる湿気を取り去ること
  • 食品包装包内の水分を取り除くこと
  • 食品中の水分を取り除くこと

乾燥剤があるおかげで、食品の賞味期限も伸び、食品を長く保管出来ます。また乾燥剤は、食品だけでなく、カビ・サビなどの防止にも使用が可能です。サイズ選定の目安は、食品の重さに対して1/20~1/25です。

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